
就職せずに卒業して無職のニートになってしまった。
無職の期間って何をしてたらいいんだろう。
こんな人のための記事です。

私自身、就職せずに大学を卒業して1年半の無職のニート期間があります。
その無職のニートの期間にやっていたことと、今ならこれもやるということをご紹介します。
現在は従業員20人程度の企業に入社しもうすぐ丸11年になります。
入社したての年収は300万ほどでしたが、節約、貯金、投資で現在は総資産2400万円を超えました。
現在、無職のニートで就職しようという気のある人の参考になれば幸いです。
無職、ニート期間に何をしていたか【経験談】

読書
無職のニート期間に一番やっていたのは読書です。
無職のときは無職のことを言うのも聞かれるのも嫌で人に相談したり、人に会ったりするのがすごく嫌でした。
本を読む、本と対話する、本からヒントを得るという感覚で読んでました。
とはいえ、何を読んだらいいのかとなると思います。
当時私がやっていたのはネットで検索して評価の高い本を読んでいました。
お金がなかったのでほとんど古本を購入してました。
無職の期間はメンタル面が特に落ち込むので心理学系の本を読んで精神面との向き合い方を学ぶのをおすすめします。
特に誰もがなる可能性があるうつ病についての知識は身につけておいたほうがいいです。
仕事を始めてからも役に立ちますし。
うつ病についての読みやすい本をご紹介します。
この本は著者のパートナーがうつ病になった実体験をエッセイ漫画にしたものになります。
うつ病という病気がどういうものでどういった症状や悩みがあり、どれだけ大変かがわかる本です。
だからこそ、初期症状や精神的に疲れているときに自分自身で休む選択をすることの大切さも学べます。
こちらの本は本当におすすめです。
この10年以上で300冊以上の本を読んできましたがその中でも一番のおすすめです。
この本は1948年に出版されたものですが今読んでも本当に役に立ちます。
世界中で読まれおり、日本だけでも500万部以上売れている名著になります。
内容としては、あらゆる人間に共通する「悩み」の実態とそれの克服法を述べたものになります。
本の中でいろいろな人の悩みに直面したときにどう向き合いどう対処したかの話がたくさん出てきます。
この本を最初に読んだのは就職せずに大学を卒業した無職のニート期間でした。
当時の私は人生終わった、就職できないかも、このままずっと無職のニートかもと日々鬱々と悩んでいました。
この本と出会い、本の中で出てくる悩みの克服法の1つの
- 「起こりうる最悪の事態とは何か」と自問すること。
- やむをえない場合には、最悪の事態を受け入れる覚悟をすること。
- それから落ち着いて最悪状態を好転させるよう努力すること。
この克服法がとても自分の中でしっくりきて当時の私は
最悪の事態は今後も就職できずに無職のニートだな。と
そして、最悪今後も無職のニートか。と
じゃあ、この最悪の事態の無職のニートについて落ち着いて冷静に向き合って、そして少しでも好転させるためにできることは何かと考えたときに
まず、学生時代バイトしてたので、バイトはできる。だから、無職のニートではなくなると。
そしてできれば正社員として就職して働きたいので、今からできるこては何かと。
そうなるとビジネス書を読んで、メモの取り方を勉強したり、ビジネスメールを勉強したり、
ハローワークで求人を見ることもできるし、履歴書の書き方を勉強したり、履歴書を書いたりもできる。
正社員として就職できるようになるためにできることはたくさんあるなと、そして少しずやっていこうと思えました。
営業として就職してからもこの克服法が自分の中の芯になってるので、仕事で問題が起きても最悪の事態でも別にクビにはならんなと。
だから少しでもこの問題を良くするためにできることは何かと。そしてできることをやっていこうと思えるので、あまり仕事で深く悩むことはないです。
紹介した克服法以外にもいろいろな話がありますのでぜひ一度は手にして読んでほしい一冊です。
この本は2013年に出版された本ですが今読んでも十分役に立ちます。
就活失敗した人やフリーター、無職のニートの人で就職しようという気のある人におすすめの1冊です。
私は2013年3月卒でしたのでちょうど就活失敗した無職のニート期間にこの本を手にしました。
この本を読んで気づかされたのは
社会人となる心構えができているのか。
その心構えとは何のために働くのか。そして働くということに対する覚悟はあるのか。
就活していたころの私はとりあえず就職しないと、仕事をしないと、無職のニートは恥ずかしいと。そんな気持ちで就職活動してたなと。
そもそもそんなとりあえず就職しないと、という人間を採用する側がとるかと。
何のために働くのか。と、考えたときに当たり前だが生活するため、生きていくため、お金を稼ぐために必要だと。
そしてただ働くのではなく、仕事をできるようになろうと。自信にもつながるし、転職もしやすくなると。
そこから仕事ができる人間になれるように仕事を一生懸命やっていこうと言う気持ちと覚悟ができました。
実際に就職してからも3年間は修行だと言う気持ちで働いたし、夜遅くまで残業し、朝も出社時間よりも1時間も2時間も早く出て仕事をしていました。
1年半のニート期間があって同年代より遅れていたこともあり、仕事をする覚悟もできていたので、残業や朝早くの出社もそこまで苦ではありませんでした。
覚悟が決まるってこういうことだなと感じました。
正直、給料やすかったし、残業代もつかなかったので残念ではありますが、仕事の経験を積ませてもらってるという思いで働いてました。
以上、無職の時間が有り余っている期間には読書は本当におすすめです。
ビジネス系テレビ番組
ビジネス系のテレビ番組を見るのもおすすめです。
実際に仕事をしている人を見る機会はそうないですし、どういう気持で働いているのかを見れるのでとても参考になりました。
当時見ていた番組をご紹介します。
- ガイアの夜明け
- カンブリア宮殿
- プロフェッショナル仕事の流儀
ガイアの夜明けはいろいろな企業の仕事をしているところ、働いているところの裏側を見ることができます。
働いている人を見ることができるので働くイメージを持つのに役立ちます。
カンブリア宮殿は特集している企業や経営者について見ることができます。
それぞれの会社の信念とか存在意義、世の中にどう貢献しているのかなどが見れるので、就職する際の会社選びの視点として、求人を受ける企業に対してこの会社はこういう仕事で社会に役に立っているのか。というそういう会社選びの見方の参考になります。
プロフェッショナル仕事の流儀は一人の人の仕事に対する向き合い方や考え方を見ることができます。
仕事をする心構えの参考になります。
日記
日記をつけるメリットは
- 後から振り返れること
- 頭の中で悩んでいることや考えていることを書き出すことでそのことについて、より冷静に向き合えること
- 嫌なことやムカついたことについて書きなぐることでストレス発散になる
1年前の日記を読み返すことで1年前こんなことで悩んでいたんだと、今はもう忘れてるわと思うことがあります。
そういう経験をすると今の悩みもたぶん1年後には忘れてるんだろうなという気持ちになります。
また、書き残して置くことで忘れていたことを思い出せるのもいいです。
人に愚痴をいうと自分の印象が悪くなるので、日記に書きなぐることでストレス発散と、書き出すことでそのことについて冷静に向き合えたりもします。
日記を書くコツは
- すぐ取り出せるところに置いておくこと
- きれいに書こうとしない、自分で読める程度の文字でいい
- 絶対に人に見せない
- お金をかけない、百均の2冊で百円の安いのでいい
- 書くことは短くてもいいので毎日書いて習慣化する
私は、部屋の自分のいつもいる定位置のデスクからすぐに取り出して書けるようにしています。
字をきれいに書くよりも書きなぐることを意識して自分の中の素の気持ちを書いてます。
ダイソーのB5サイズの2冊で1セット(1冊30ページ)のノートに1ページの真ん中に縦方向に線をいれて1ページを2分割して書いてます。
2分割にすることで1行の書く量を減らせるし、1ページにしっかり書けるのでおすすめです。
書くのを習慣化するのが大切ですので最初は1行だけでもいいです。
書くことがなければ、「今日は書くことなし」と書くだけでもいいし、実際に私は、「眠い」とだけ書いていたときもあります。
散歩
無職のニート期間は人に会うのが嫌で引きこもりがちになります。
5分だけでもいいです。
外へ出て歩くことでリフレッシュになるし、運動にもなる、それと日光を浴びることは体や精神面にも良い効果があるので散歩はおすすめです。
私は、無職のニート期間は人に会いたくなかったので家の近くは歩かずに知り合いに合わなそうなところに行って散歩してました。
今ならこれもやる

youtubeで勉強
私が無職のニートだったのは2013年~2014年の頃でしたのでyoutubeのコンテンツはたいして実生活に役立つようなものはなかったので利用してませんでした。
今は、youtubeで無料でためになるコンテンツが見れるのでyoutubeを活用するのをおすすめします。
実際私も日々活用してます。
通勤に車で片道1時間~1時間半かかるのでラジオ代わりに流してます。
もちろん運転優先です。
今は投資系やお金、節約系のコンテンツを見てます。
就職活動や転職系のコンテンツも検索したら出てくるので活用しましょう。
お金の勉強(節約・貯金・インデックス投資・保険など)
今なら、無職のニート期間にお金の勉強もしておきます。
お金の勉強を始めたのは入社してから丸8年経った頃からでした。
それまで給料をめちゃくちゃ浪費していたというわけではないですが無駄遣いは多かった。
自動車保険は何も考えず保険会社に努めている親戚の言うがままに契約してました。
1月に1万円以上払っていたのでかなり高い保険料だった。
今はネット保険に変えて月4000円程度になったので8年で考えたら50万円以上多く払っていることになります。
あとはインデックス投資を知っていたら、今よりもっと資産が増えていたのにと後悔してます。
お金について勉強するのにおすすめの本をご紹介します。
この本では
- 貯める 支出を減らす力
- 稼ぐ 収入を増やす力
- 増やす 資産を増やす力
- 守る 資産を減らさない力
- 使う 人生を豊かにすることにお金を使う力
5項目について書いてある本ですが、特に1の貯めるとうことについてが本の半分近くを締めます。
まず、支出を減らして貯蓄を増やすことが大切で、そのために必要なことがイラスト付きで分かりやすく学ぶことができます。
この本では保険や家、車、インデックス投資についても紹介されているのでお金の勉強の初級編としてとてもおすすめの1冊になります。
著者の両学長はyoutubeでもお金に関することを発信しており、登録者は290万人と人気です。
youtubeもおすすめです。
まとめ:就活失敗しても人生終わりじゃない

時間のある無職のニート期間だからこそやれることはある
就活失敗しても人生終わりじゃない。
反省すべきは反省して次に活かせば良い。
無職のニート期間は時間だけはたくさんあるのでこの期間を有効活用していきましょう。
- 読書
- ビジネス系テレビ番組
- youtubeで学ぶ

私のように就活に失敗して無職のニートになってしまった人に少しでも参考になったなら幸いです。
それではまた。